HKDI!HKDI!
すっかり寒くなってきましたね!でもゲームではジャケットは着ないタイプです!
中に着こめばなんとかなるさ!
さてさて、今回は知り合いに「銃をオリジナルカラーに塗装してくれ!」と頼まれたので、
いっちょ久しぶりに塗装してみるかぁ!と頑張ってみました。
ちなみに筆者の塗装スキルは、昔自分が乗っていたバイク、マジェスティ4HCのカウルを気合でフル塗装してみようと思い立ち、調べながら独学で頑張った程度です。
Photoshopでカラー決め
まずはどんなカラーにするかを決めるため、サンプル画像をPhotoshop様の力を借りて作成。
それで依頼主と詰めていきます。
そして決まったカラーリングのサンプルがこれ。
コスト的にも設備的にも、普通のカラースプレーでの塗装となるので、
微妙な色合いは出せない・売ってるスプレーの色次第になるという合意のもと、着手します。
スプレー塗装の手順
エアガンをカラースプレーで塗装する際の手順ですが、まあざっくりまとめると下記です。
- 分解して塗装するパーツを取り出す。分解しきれない部分はマスキングで対処。
- 塗装する面を紙ヤスリなどで磨き、塗装を乗せる下地を作る。
- 汚れを洗浄+中性洗剤や無水エタノールなどで完全脱脂する。
- 乾燥
- プラサフ塗布
- 乾燥
- 紙ヤスリで磨く(省いてもいいかと)
- 洗浄、脱脂、乾燥
- カラースプレー塗布
- 乾燥
- 紙ヤスリで磨く
- 洗浄、脱脂、乾燥
- クリアー塗布
- 乾燥
- 手触りとか気になるようだったら磨く
塗装面をヤスリで削って塗料のノリを良くし、
カラースプレーを食いつかせるため&発色をよくするためにプラサフで下地を作り、
カラーを色ムラが出にくいように塗って、
クリアーで塗装色の保護。
ざっくりそんな感じです。
塗装開始(写真撮り忘れ・・・)
ということで、預かり物のステアーHCを分解し、塗装していきます。
しかし!作業に必死で写真を撮るのを忘れていました・・・
というのも、ステアーHCの分解が思ったより手強くてムキになってたからですw
ストック側の最後部からメカボを抜き出すのですが、まあこれが出てこないんですよね。
最終的にはストック部を「ミチミチミチィッ!!」ってギリギリなレベルまで手で広げたら出てきてくれましたw
預かり物だと無茶したくないので、こういうところで結構手間取ることがあるんですよね・・・
自分のなら、ガンガン強引にやっていくのでw
ということで分解→ヤスリがけ→洗浄・乾燥→プラサフ塗布まで完了ですw
プラサフは食い付きもよく乾きやすいので、
焦らずに、適切な距離を保ちながら薄く塗るのを繰り返す
というスプレー塗装の基本を守ればキレイに塗布できます。
正直、この時点でかなり満足いく感じで進めれていたので、成功を確信しますw
ちなみに上記画像のように、塗装面に接触しないように吊るせるアイテムをハンガーなどで作るのはメッチャ大事です。
これをめんどくさがってやらなかった場合、絶対失敗しますw
塗る際も、吊るすことで全面一度に塗布できますし、乾燥場所に運ぶ際にも塗装面に触れなくて済むので安全です。
絶対やりましょうw
それと、プラサフとカラーとクリアーを磨く際、
3M ジグソーパズル型 スポンジ研磨材 超極細目 #1200-#1500を使ってみたのですが、
最初からいい感じの大きさに分かれてるしかなり使いやすかったです。オススメ。
ということで、カラーを塗布しました。
正直、サンプルとは色味が違いますw
まあ、そんな都合がいい塗料が売ってなかったので仕方ないです。
重ね塗りなどで色みを出すことも可能でしょうが、仕上がりに責任が持てないのでシンプルに単色で進めました。
依頼主もこの画像で合意してくれたので、そのまますすめます。
この上からクリアーを塗って、摩擦や紫外線などから塗装色を守ります。
今回はMr.スーパークリアー UVカット つや消しスプレーを使用しました。
塗装完了
クリアーを塗って乾かし、さっと磨いて塗装終了!
全体を組み上げて完成です!
結構独特なカラーリングですが、まあ上手くできたんじゃないかなと思います!
個人的には満足です!
依頼主も喜んでいたので、成功といえるんじゃないでしょうかw
ちなみにこの全行程を土日の2日間でできたので、そこまで難しいカスタムではないと思います!
その割にはかなり個性がでるので、費用対効果の高いカスタムといえるかもしれません!
みなさんも試しに一度、好きな色にしてみてはいかがですか?
愛着も湧くし、よりサバゲーが楽しくなると思いますよ!
見れば見るほどKingsmanの映画にでてきた塗装に見えてくる・・・
いいなー僕もこんな塗装したいな